龍村美術織物さんの裂地をあしらった、可愛らしくも佇まいに気品が感じられる木目込み人形です。
【前飾・後飾】陶彩遊馬文(とうさいゆうばもん)、【あおり】)セルジュークの馬、【あおり・(ふち)】ゴールドメロン、【胴体】春正芒文錦(しゅんせいすすきもんにしき)、【たてがみ・尾】敷松葉、【鞍】パジリクの午
胴体の裂地は、春正芒文錦(しゅんせいすすきもんにしき)。
山本春正は、江戸初期の蒔絵の名工として著名でありますが、「古今類句」の著書で歌人としても著名であります。蒔絵の作品は、まことに優雅で気品を具えているため、高く評価されています。
春正の芒文様を錦に移して格調高い作品にしました。
鞍の裂地は、経錦 パジリクの午。
東アルタイ・ パジリク古墳の永久凍土より出土した、紀元前5世紀から4世紀頃のものと思われる、現存する世界最古のカーペットに範をとりました。
サイズ: 横 約13.0×縦 約12.5×奥行 約7.5cm
※ 台は付属しておりません。